MF香川真司所属のサラゴサが16日、エスパニョールでプレーするFWハビ・プアード(21)を来年6月30日まで、期限付き移籍で獲得したことを発表した。

サラゴサの地元紙エラルド(電子版)によると、この契約に買い取りオプションは付いていないという。

サラゴサはドゥワメナの心臓病発覚による無期限活動停止が決定した後、選手獲得期間外ながらアクシデントのため、代わりの選手と契約する許可をラ・リーガとスペインサッカー連盟から受けていた。

それによりこれまで、無所属のジョナタス・ジェズズやアトレチコ・マドリードのBチームでプレーするダリオ・ポベダの獲得、グラナダのアドリアン・ラモス、マジョルカのアブドンの期限付き移籍に動いていたが実現していない。

プアードのエスパニョールとの契約期間は2022年までとなっており、昨シーズン、トップチームに定着し、U-21スペイン代表にも選ばれていた選手である。

昨シーズンは1部リーグ15試合に出場するも無得点に終わった一方、2アシストを記録。今シーズンはまだリーグ戦デビューをしておらず、欧州リーグ3試合に出場したのみである。

プアードの今後の予定について、スペイン紙アス(電子版)によると、19日に初めて練習に参加し、入団発表を行う予定だと伝えている。(高橋智行通信員)