バルセロナMFカルレス・アレニャ(21)が、今冬の移籍市場でヘタフェへの期限付き移籍が間近に迫っていると、スペイン紙アスが6日に報じた。ヘタフェはすでに正式にオファーを出しており、バルセロナはそれを前向きに受け取っているとのことである。

アレニャは今シーズン、バルベルデ監督にほとんど出場のチャンスを与えられていないが、ヘタフェに移籍した場合、出場時間を得られるとみられている。

しかしアレニャが期限付き移籍を果たす鍵は、ヘタフェがヨーロッパリーグのラウンド32進出を達成することであるという。ヘタフェはその切符を懸けて12日にグラスノダール(ロシア)と対戦し、引き分け以上の結果を上げることである。また契約が成立した場合、アレニャはヘタフェで今シーズン終了までプレーする予定になっている。

現在21歳のアレニャのバルセロナとの契約は2022年まで残っており、バルセロナは経験を積めるこの期限付き移籍を前向きに捉えているとのことだ。(高橋智行通信員)