スペイン2部リーグで8日、日本人選手が所属するチーム同士が対戦する。日本代表MF柴崎岳(27)が所属するデポルティボが第19節で、MF香川真司(30)のプレーするサラゴサをホームスタジアム、リアソールに迎える。

両チームとも試合前日に招集メンバーを発表しており、柴崎、香川ともにメンバー入りした。そしてスペイン各紙が試合当日の紙面でスタメン予想を発表している。

スペイン紙マルカは柴崎がベンチスタート、香川は4-2-3-1のトップ下で先発出場すると予想した。一方、スペイン紙アスは柴崎がベンチ、香川は4-1-4-1の右インサイドハーフでスタメンに入ると予想している。

デポルティボはここまでリーグ戦18試合を戦い1勝9分け8敗の勝ち点12で最下位。ひとつ順位が上のU-22日本代表GK山口瑠伊を擁する21位エストレマドゥーラとの勝ち点差は5開いている。開幕戦でオビエドに勝利して以来、一度も勝ち星がなく、現在2試合続けて引き分けている。

柴崎は第12節マラガ戦を最後に、ここ6試合連続でスタメン出場がなく、前節ルーゴ戦もベンチスタートだった。ここまで10試合(先発9試合)に出場し1アシストを記録している。

サラゴサは18試合を戦い7勝6分け5敗の勝ち点27で1部リーグ昇格プレーオフ圏内の6位に位置している。前節はジローナ相手にホームで引き分けた。

香川はここ2試合、けがの影響もあり出場していない。最後にプレーしたのは第16節アルバセーテ戦で先発だった。ここまで14試合(先発13試合)に出場し、2ゴールを記録している。(高橋智行通信員)