【アーネム(オランダ)=エリーヌ・スウェーブルス通信員】フィテッセMF本田圭佑(33)は、ホームでのフェイエノールト戦でベンチスタートになり、0-0の後半35分から途中出場した。

チームを勝利に導くことはできなかったが、強豪相手に、チームはリーグ戦の連敗を5で止めた。

試合後、本田は公言するオーバーエージ枠での東京五輪出場&金メダル獲得のため、五輪代表を率いる森保一監督からの連絡、アドバイスを希望した。

森保監督は、東アジアE-1選手権(韓国)の日本代表メンバー発表で、本田について聞かれ「プレーについてのコメントは控えさせてもらいます」としつつ「(本田の)出場試合は全てチェックしています」と明かした。

さらに「全ての選手は選考の対象であると考えている」とも口にし、招集の可能性を否定しなかった。

試合後、この発言について聞かれた本田は「(東京五輪)そのために今、やっている。オリンピックでまず試合に出て勝つために、今、自分が(そういう存在に)ならないといけない。トレーニングメニューを考えながら、プレースタイルも変えながらやっている。そのモチベーションしかないです。森保さんも、うまい感じでコメントをされてますけど、見ているなら、見ているで、僕はもう(東京五輪に)出たいと言ってるわけなんで、何が必要なのか、アドバイス、連絡してほしい」と口にした。

本田と森保監督は、選手とコーチとしてW杯ロシア大会をともに戦っている。韓国にいる森保監督は、果たして、オランダからのこの熱いラブコールに、何とこたえるのだろう?