バルセロナとレアル・マドリードの両エースがスペイン1部リーグで激しい得点王争いを繰り広げているが、4試合出場の少ないリオネル・メッシ(32)がついにカリム・ベンゼマ(31)を抜き、得点ランキングトップに立ったことをスペイン紙マルカ(電子版)が7日に伝えている。

バルセロナのメッシは今シーズン開幕前に負傷した影響で出遅れ、リーグ戦の初得点は第7節だったが、そこからの8試合で合計12ゴールを記録した。リーグ戦ここまで10試合に出場し、1試合の平均得点数は1.2ゴールと非常に高いアベレージとなっている。

一方、Rマドリードのベンゼマは90分間ベンチを温めたオサスナ戦以外のリーグ戦14試合全てにスタメン出場して11ゴールを決めており、その1試合の平均得点数は0・79ゴールとなっている。

ベンゼマがここ2試合連続で得点を決めている一方、メッシはここ7試合中6試合でゴールを奪い、激しい追い上げを見せた。そして久保建英がフル出場を果たしたマジョルカ戦でハットトリックを記録し、ついにベンゼマを捉えたのである。(高橋智行通信員)