イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールが、オーストリア1部ザルツブルクに所属する日本代表MF南野拓実(24)を獲得するため、交渉に入った。

ザルツブルクのスポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏が12日、南野のリバプール移籍について言及。14日に行われるハルトベルク戦前の会見に出席し「リバプールと交渉していることを認めます。そのようなクラブが我々の選手に興味を持ってくれるのは名誉なこと」と話した。

英BBCによれば移籍金は725万ポンド(約10億7000万円)。英紙インディペンデント(電子版)は来年1月の移籍で基本合意したとも伝え、FWやMFと複数のポジションをこなす器用さをリバプールのクロップ監督が評価しているという。リバプールは昨季の欧州王者で世界屈指の名門。今季はリーグ首位を独走し、カタールで開幕したクラブW杯にも出場する。