オーストリア1部ザルツブルクのMF南野拓実(24)のリバプール移籍が確実視する報道が相次ぐ中、13日付英紙ミラー電子版は、リバプールがMFナビ・ケイタの“関与”でマンチェスターUとの獲得レースに勝利したと報じた。

これまでザルツブルク出身の選手を2人獲得したことがあるリバプールは、長期にわたって南野の動向を追っていたという。16年にはサウサンプトン経由でサディオ・マネ(セネガル)を、17年にはライプチヒ経由でナビ・ケイタ(ギニア)を獲得。ケイタと17年夏に契約した際、スポーツディレクターのマイケル・エドワーズ氏は、ザルツブルクのスポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏らと良好な関係を築いたという。そんな中でリバプール側は南野の移籍金がわずか725万ポンド(約10億7000万円)だと知ったといい、ザルツブルクから直接リバプールに移籍する選手は南野が初めてになると報じている。

さらにリバプールの他にはACミラン、ボルシアMGとマンチェスターUが南野の動向を追い、獲得を検討していたと伝えている。(A・アウグスティニャク通信員)