オランダリーグのズウォレに所属するMF中山雄太とAZのDF菅原由勢(ゆきなり)が23日、リーグ中断期間を利用で、成田空港へ帰国した。

東京オリンピック(五輪)世代の2人は、ともに19年に入ってからプレーの場を国内から海外へ移している。中山は24日から合宿を行うU-22(22歳以下)日本代表に選出されており、28日の国際親善試合キリンチャレンジ杯U-22ジャマイカ代表戦(長崎)に向かう。リーグ戦では出番を勝ち取れない時間が続いてはいるものの「コンディションは問題ありません」と力強く語った。

11月には広島で同代表の一員としてU-22コロンビア代表と対戦し、0-2で敗戦した。「前回の悔しさもあるので、個人としてもチームとしても結果を残したい」と、年内最後の1戦で必勝を期した。

菅原は今回の代表活動には招集されていないが、19歳ながら常連組の1人。今夏に加入したAZでは欧州リーグにも出場を果たすなど、19年を飛躍の年にした。「1試合1試合、1日1日を大事にしたい」と、変わらない姿勢でさらなる成長を誓った。