MF久保建英(18)が所属するマジョルカは、今冬の補強第1号として、セビリアからスペイン人MFアレハンドロ・ポソ(20)を今年6月30日までの期限付き移籍で獲得したことを、16日に正式発表した。

右MFを本職としており、久保のライバルになる可能性もある。

ポソは同国のU-19、U-21の代表歴があり、セビリアの下部組織出身。昨シーズン、グラナダに期限付き移籍してチームの1部リーグ昇格に貢献した後、今シーズンはセビリアのトップチームに参加した。だが、公式戦10試合出場のうち、リーグ戦出場はわずか3試合で、34分間しかプレーできていない。

マルカによると、ポソが出場時間を求めたこと。そしてマジョルカはサイドの強化を望んだことにより、この移籍が実現したと報じた。同選手はすでに16日からマジョルカの練習に参加。本来のポジションは右サイドや中央での攻撃的MF。右MFでレギュラーを務める久保とポジション争いをする可能性もある。一方でセビリアでプレーした時と同じ右サイドバックで起用された場合は、フラン・ガメス、サストレとポジション争いをすることになると伝えている。

また、マジョルカの次なる補強候補は左サイドバックだという。アス紙電子版は16日、ACミランからの期限付き移籍でトリノに所属するウルグアイ代表ディエゴ・ラクサール(26)を今シーズン終了までの期限付き移籍で獲得することを目指していると報じている。

(高橋智行通信員)