MF香川真司(30)が所属するスペイン2部サラゴサは18日、アウェーでのミランデス戦が延期になった。大雨により、キックオフ約30分前に発表された。

スペイン紙マルカによると、ピッチは水たまりで一杯になり、ボールが転がらないほどピッチコンディションが悪かったという。審判団、ミランデス、サラゴサの3者間の協議により、試合延期が決定したとのことだ。

ミランデス戦前に発表されたスターティングメンバーでは、香川はベンチスタートの予定だった。

2部リーグで試合が延期されるのは今シーズン3度目。だが、その全てがサラゴサ絡みの試合となっている。しかしサラゴサ側の理由により延期になった試合は1つもない。

1度目は昨年9月18日にアウェーで行われる予定だった第6節。対戦相手のフエンラブラダの選手らが、急性胃腸炎の集団感染により10月16日に延期されている。

2度目は今月3日にホームで行われる予定だった第22節で、ヒホンの選手らがインフルエンザに集団感染したことにより、7日に延期されていた。

現時点では、ミランデス戦の新たな日時は決定していない。サラゴサは次戦、21日にホームで行われる国王杯ラウンド32で、久保建英擁するマジョルカと対戦する予定になっている。

(高橋智行通信員)