バルセロナは膝の負傷で今季の復帰が絶望的になっているエースFWスアレスの代役に、バレンシアのスペイン代表FWロドリゴ(28)が最有力候補に挙がっていると、スペイン紙マルカ電子版が21日に報じた。

同紙によるとバルセロナは以前よりロドリゴに注目しており、昨年夏も契約を検討していたという。セティエン新監督のチームにもすぐにフィットすると考えられている。

しかし、獲得する場合に障害となるのが高額な移籍金。バレンシアは6000万ユーロ(約72億円)以下で売ることは考えていないとのことだ。また、ロドリゴについては昨年夏にAマドリード入団が間近に迫ったものの、最終的に合意に達しなかった。

バルセロナはロドリゴ以前、アーセナルのFWオバメヤンやライプチヒFWベルナーを狙っていたが、両クラブとも放出する気はないとのことだ。

マルカ紙の電子版で「ロドリゴがバルセロナに必要なFWか」というアンケートを実施したところ、60%の人々が必要ないと答えている(回答数約8万人)。(高橋智行通信員)