タイ・サッカー協会は22日、西野朗監督(64)との契約を2年間延長したと発表した。昨年7月にタイのA代表とU-23の兼任監督に就任した同監督が22年まで指揮を執ることが決定した。

A代表では22年W杯カタール大会のアジア2次予選で2勝2分け1敗。最終予選に進出できる可能性のある2位マレーシアとの勝ち点差1のG組3位につけている。

また、母国で現在開催されているU-23アジア選手権では、1次リーグA組を1勝1分け1敗の2位で突破。決勝トーナメント(T)1回戦ではサウジアラビアに0-1で敗れて東京五輪出場はかなわなかったが、同国史上初の決勝T進出に導いた。

現地メディアによると、最初の契約はUー23アジア選手権が終了する今年1月まで。同協会は西野監督の手腕を高く評価しており「契約については双方で合意した。2年間の延長でサインした」と明かしている。