ガラタサライのファティ・テリム監督(66)が、セリエAボローニャへの移籍が報じられたDF長友佑都(33)の残留を熱望した。

第2戦は長友所属のガラタサライはホームでリゼスポルを2-1で下し、2戦合計3-2で8強進出を決めた。長友はベンチ外だった。

試合後の会見で、テリム監督は、セリエAボローニャへ移籍することで合意したと、イタリアとトルコの複数メディアが報じたことに「今も毎日ガラタサライの練習に出ています。チームと長友との間に何の問題はありません」と、具体的な話を聞いていないことを強調した。

「(長友が)良いチャンスを見つければ移籍するでしょう」とした一方で「残留したいという希望があれば、クラブに彼の居場所はあります。何の問題もありません。毎日の練習も一番勤勉で、多くのトレーニングを自ら進んで行っています。この様なサッカー選手を見つけるのは、最近とても難しい」と、選手としての価値と人間性を認め、残留を希望した。(オルムシュ由香通信員)