退団報道が続いているトルコ1部ガラタサライに所属するDF長友佑都(33)だが、外国人枠の関係で候補に挙がっていたボローニャへの移籍が事実上不可能になったと、24日付のトルコ紙ミリエットが報じている。

23日のリゼスポル戦後、テリム監督は2試合連続でベンチ外となった長友に対して「もし、良いチャンスを見つければ移籍するだろう」と、今冬での移籍を示唆している。ここ数日、イタリアとトルコのメディアから「ボローニャ移籍で合意した」と、移籍が濃厚だと報じられていた。

だが、ボローニャ移籍に問題が発生している。EU圏外の外国人枠は3人までで、すでに日本代表で同僚のDF冨安健洋を含めて埋まっている状況になっている。これにより、長友の移籍は不可能になっていると伝えた。

テリム監督は、長友と1対1で移籍について話し合っていることを、試合後の記者会見で明かしている。移籍を示唆した一方で「お互いの間に何の問題もない。もし、長友が残留したければ残れる。長友次第だ」と、決定権は長友に委ねられていると話した。

(オルムシュ由香通信員)