リバプールのユルゲン・クロップ監督が、1月に新加入した南野拓実(25)が戦術眼に優れた期待通りの選手だと太鼓判を押した。25日に英スカイスポーツ電子版が報じた。

南野は、エバートンとの3回戦でイングランドデビューを果たしていた。またプレミアリーグのウォルバーハンプトン戦では、負傷したFWマネに代わって前半33分から急きょプレーした。

クロップ監督はスカイスポーツの取材に対し「大きな一歩だった。期待していた通りだった。ウォルバーハンプトン戦で彼の能力を見ただろう。現代のサッカーですぐに2ゴールが決まって、みたいなことは起こらないよ。ウォルバーハンプトン戦は、真っ向勝負で、彼はそれを分かってプレーしていた。新しいチームに溶け込んでいて、戦術的に見たら際立った試合だった。かなり融通がきくし、それが求められていた」などと話した。

南野は26日に開催されるFA杯4回戦3部シュルーズベリー戦に出場する可能性がある。(A・アウグスティニャク通信員)