スペイン1部リーグ第21節が終了し、バルセロナがバレンシアに敗れたため、バリャドリードに勝利したレアル・マドリードが首位の座を取り戻した。その大きな要因は堅い守備力にあるとスペイン紙アスが28日に伝えている。

Rマドリードは久保建英所属のマジョルカに第9節で敗れてからというもの、ずっと首位に立てないでいたが、守備の再構築に成功して徐々に調子を上げていった。

第21節を戦い終えてのリーグ戦成績は13勝7分け1敗、39得点13失点の勝ち点46。2位バルセロナに勝ち点3差をつけている。

13失点というのは、1964-65年シーズン、1987-88年シーズンと並び、リーグ戦第21節終了時のクラブ最少失点記録となっている。

またここまでリーグ戦で敗れたのはマジョルカ戦のみだが、第21節終了時に1敗というのは2016-17年シーズン以来、3シーズンぶりのこと。その他、過去25年間を見ても、1敗というのは1996-97年シーズンと2002-03年シーズンにあっただけである。(高橋智行通信員)