FWウスマン・デンベレ(22)が全治6カ月の重傷により今シーズン起用できなくなったバルセロナが、スペインリーグから代わりの選手を獲得する許可を17日に正式に受けたことをスペイン各紙が同日伝えている。

新たな選手を獲得する場合、今後15日間以内に契約を結ばなければいけないとのことだが、スペイン紙アスによると早ければ2日以内に決定するとのこと。

スアレスが負傷中で、ペレスを今冬の移籍市場で放出したため、現在、バルセロナにはFWがメッシ、グリーズマン、アンス・ファティの3選手しかいない。

ここ最近、デンベレの代わりとして獲得候補に挙がっているのはアンヘル(ヘタフェ)、ロレン(ベティス)、ルカス・ペレス(アラベス)、ブディミール(マジョルカ)、ロジェール(レバンテ)、ルイス・スアレス(サラゴサ)などとなっている。

さらにアス紙はレガネスのデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテ(28)が獲得候補リストに加わったと17日に伝えている。契約解除金は2000万ユーロ(約24億円)に設定されているが、これは最もバルセロナ行きが近いとも言われているアンヘルの2倍の金額である。(高橋智行通信員)