MF久保建英が所属するマジョルカは27日、今冬の移籍市場で入団したばかりのギリシャ代表DFクトリス(24)が重傷を負い、今季絶望になったことを公式サイトで伝えている。

クトリスは今冬、手薄となっている左サイドバックをカバーするため、オリンピアコス(ギリシャ)より今年6月30日までの期限付き移籍で入団したばかりだった。

第24節のアラベス戦に途中出場してデビューを飾った後、第25節ベティス戦で初のスタメン出場。だが、左膝を痛めて前半途中に交代を余儀なくされた。

その後、クラブは検査を行い左膝前十字靱帯(じんたい)断裂と診断したことを発表した。来週手術が行われる予定で、戦列復帰には最低6カ月で、今季中の戦列復帰が不可能となっている。

また今冬、もうひとりの左サイドバックだったババ・ラフマンも左膝の手術が必要な重傷に陥ったため契約を解除し、期限付き移籍元のチェルシーに戻っている。

そのためマジョルカには現在、左サイドバックがアグベニェヌ1人となっており、ふたたび手薄な状況となった。(高橋智行通信員)