スポーツ選手のマネジメントなどを行う株式会社UDN SPORTSは22日、MF三好康児(22=アントワープ)ら所属選手が出演する「インスタライブ」を同社公式アカウントで配信した。

新型コロナウイルスの影響で多くのスポーツイベントが開催できない状況の中、スポーツ選手が自身の近況や一般の視聴者からの質問にも答えた。

三好は昨年8月からアントワープに加入した。ベルギーでの生活について「だいぶ慣れてきた。何でもあるので厳しくはない。日本食のレストランもあり、不自由はないです」と住みやすい場所だと語った。

欧州でも新型コロナウイルスの影響が出ているが、ベルギーでは「(外出禁止のスペインと比べると)そこまで規制はない。外に出てはだめだとは言われていないです。(チームでの)練習はできないけど、個人のメニューをもらって、ドリブルの練習や走ったりもしています。近くに住んでいる日本人選手とたまに一緒に練習します」と、欧州の中では規制が少ないと語った。

Jリーグとベルギーとの違いについて質問されると「特徴がはっきりしている選手が多い。フィジカルが強い選手や足が速い選手。個人個人、特徴がある。あと、個人で行きたがる選手がいるので、連係で難しさは日本よりはある」とコメント。ビッグクラブへの移籍を目指す若手選手が多く在籍しているリーグならではの特徴を明かした。

オフの日は「意外と家から出ない。家の中で映画とか見たり、コーヒー飲んだり、何をしている訳ではない」という。1人暮らしについては「自炊する時はします。だけど、家の近くに(ワースランドベベレンに所属する)小林祐希くんが近くに住んでいる。シェフと一緒に住んでいるので、結構な頻度でおじゃましています」と交流関係も語った。

新型コロナウイルスで開催が注目されている五輪については「僕らは準備するだけ。開催する、しないはわからないので。今はチームでリーグ戦の再開に向けて準備するだけですし、その先で(五輪が)開催すると思って、チームでしっかり頑張る」と、五輪が開催されることを前提に準備をすると話した。また、ファンについて「今(新型コロナウイルスの影響で)、サッカーは中断している。生活でも苦労は多いと思うが、僕たちもこういったことで生活にプラスになることができればいいなと思っているので、頑張りましょう」と呼びかけた。