今季、欧州チャンピオンズリーグに出場しているブンデスリーガの4クラブが、新型コロナウイルスの影響で経営が困難になっているクラブへ2000万ユーロ(約24億円)を援助する救済基金を設立したことを発表した。

バイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、ライプチヒ、レーバークーゼンの4クラブが「新型コロナウイルスの感染拡大の中、仲間のクラブを支援するために2000万ユーロを提供する」ことが決定した。対象チームはブンデスリーガとドイツ2部リーグで両リーグは現在、新型コロナウイルスの影響で中断。収入減により、多くのクラブが資金面で苦境に立たされている。また、少なくとも4月30日までの中断が延期される可能性もあるという。

ドルトムントは、4クラブが放映権などの収入となる1250万ユーロ(約15億円)に、750万ユーロ(約9億円)を上乗せすると発表した。バツケ最高経営責任者「パンデミックで経済的影響を緩和が問題となった場合は、我々が他のプロサッカークラブを支援する準備ができている」と声明を発表した。