イタリア・セリエAのユベントスが、英プレミアリーグのマンチェスターU所属のフランス代表MFポグバ(27)獲得に向け、Rマドリードをリードしているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が27日に報じた。ユベントスはポグバを今夏獲得するため、すでに戦略を練っているとのこと。

以前よりポグバ獲得に興味を持っていると報じられるRマドリードは現在、新型コロナウイルスの終息を待っている状況。昨夏からジダン監督が獲得に固執している一方、フロレンティーノ・ペレス会長は契約に向けてそこまで前向きではないとのことだ。

一方、イタリア紙トゥット・スポルトはユベントスの動きについて、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFピャニッチ、もしくはアルゼンチン代表ディバラのどちらかに加え、約6000万ユーロ(約72億円)を支払うというオファーを出す可能性があると説明している。

ポグバは来年6月で切れる契約の延長をしていない。しかしマンチェスターUが1年延長のオプションを行使する権利を保有しているため、今後どのような状況になるか様子を見なければならない。(高橋智行通信員)