イタリア、セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋(21)が、同じ日本代表DF吉田麻也(31=サンプドリア)とともに、日本のファンに外出禁止を訴えた。吉田と同様、インスタグラムに動画を投稿し、以下のようにコメントした。

「僕が住んでいるイタリアでも1カ月ほど前から感染が始まり、今では中国に次いで世界で2番目の感染者数となってしまいました。やはり1度感染が始まってから感染を防ぐことは難しいと思います。もちろんイタリアでも手洗い、うがいの徹底、目鼻口をさわらない、スキンシップを避けるとの注意喚起はされていた。それでもここまで感染が広がってしまいました。日本でも注意喚起されていると思いますが、1番の感染を防ぐ近道は、家にいて他の人との接触を避けること。それは自分を守ること、大切な人、家族を守ることにもつながると思います。みんなで助け合いながら、自分のことだけでなく、他の人のことも気にかけながら、この危機を乗り越えていければと思います」

新型コロナウイルスの感染拡大により、イタリア人の死者は1万人を超えた。ちなみに感染者数は28日現在最も多いのは米国で約10万5000人。次いでイタリアの約8万6000人、中国の約8万2000人と続き、日本は約1500人。死者が最も多いのはイタリアで1万人超。次に多いのがスペインで約6000人。その次が中国で約3300人。日本では65人が亡くなっている