レアル・マドリードの将来を担う若手メンバーをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が3月31日に発表した。メンバーはポジション別(システム:4-3-3)で選出されており、日本代表MF久保建英(18)も選ばれた。

Rマドリードは近年、将来性豊かな若手選手と積極的に契約を結ぶ政策を採っている。最近では久保、ミリトン、メンディ、ロドリゴ、ヨヴィッチが昨年夏、ヘイニエルが今年1月に入団した。

メンバー17選手中、ヴァラン、ミリトン、メンディ、バルベルデ、ロドリゴ、アセンシオ、ヨヴィッチ、ヴィニシウス、ブラヒムの9選手がRマドリードのトップチームでプレー。一方、ヘイニエルはBチームのカスティージャ、日本代表MF久保建英を含むその他7選手は期限付き移籍で他クラブに所属している。18歳の久保とヘイニエルが最年少、26歳のヴァランが最年長選手になる。

クラブは17選手と契約するのに合計で約4億ユーロ(約480億円)を投資した。移籍金最高額は6000万ユーロ(約72億円)プラス出来高ボーナス500万ユーロ(約6億円)のヨヴィッチ。一方、アクラフ、レギロン、久保は無料で入団している。

・Rマドリードの将来を担う若手メンバー(年齢/期限付き移籍先)

ゴールキーパー:ルニン(20/オビエド)

右サイドバック:アクラフ(20/ドルトムント)、オドリオソラ(24/バイエルン・ミュンヘン)

センターバック:ミリトン(22)、ヴァラン(26)

左サイドバック:メンディ(24)、レギロン(23/セビリア)

右インサイドハーフ:ウーデゴール(21/レアル・ソシエダード)、久保(18/マジョルカ)

アンカー:バルベルデ(21)

左インサイドハーフ:セバージョス(23/アーセナル)、ヘイニエル(18/カスティージャ)

右ウイング:ロドリゴ(19)、アセンシオ(24)

センターフォワード:ヨヴィッチ(22)

左ウイング:ヴィニシウス(19)、ブラヒム(20)

(高橋智行通信員)