レアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴ(19)がサッカーサイトGoal.com主催の最優秀ヤングプレーヤー賞NxGn2020を受賞したことをスペイン紙マルカ電子版が3月31日に報じた。日本代表MF久保建英(18)は9位に選出された。

NxGnはNextGeneration(次世代)の略。同賞は今回、2001年1月1日以降に生まれた選手が対象となり、世界中のGoal.com記者43人の投票でベスト50が選出されている。

NxGn2020を受賞したブラジル代表FWロドリゴ(19)は、移籍金4500万ユーロ(約54億円)で2019年夏にRマドリードへ入団。今季ここまで、公式戦18試合に出場し7得点2アシストを記録している。また昨年11月にブラジル代表デビューも果たした。

ロドリゴはNxGn2020受賞後のインタビューで模範にする選手について「クリスティアーノ(ロナウド)とネイマールが僕の刺激の源であるし、2選手の大ファンだよ。また、ペレ、ネイマール、ロビーニョが僕や僕の好きなチームであるサントスにとって大きな意味を持つ。ネイマールが特に注目し続けていた選手だったけど、神様のおかげでその3人と知り合う機会があった。さらに僕はマドリードに来る前、ペレの家に行き、彼の祝福を受けたよ」と明かした。

Rマドリード入団については「レアル・マドリードはビラ・ベルミロ(全所属クラブのサントスのスタジアム)のようだ。夢が実現した。僕のことを知る誰もがそのことを知っているよ。僕の大きな夢はここでプレーすることだったからね。いつもRマドリードの試合を見ていた」と振り返った。

ロドリゴに続く2位はアンス・ファティ(バルセロナ)、3位グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド)、4位ヘイニエル(RマドリードのBチーム、カスティージャ)、5位カマヴィンガ(レンヌ)、6位マルティネッリ(アーセナル)、7位イ・ガンイン(バレンシア)、8位イハッターレン(PSV)、9位久保(マジョルカ)、10位フラーフェンベルフ(アヤックス)となっている。(高橋智行通信員)