FW南野拓実(25)が所属するリバプールは4日、新型コロナウイルスの影響による経済難に対する対策として、一部の従業員に一時帰休を導入したことを発表した。

今季のリーグ戦で独走して優勝目前のクラブは、昨季の経営利益が4200万ポンド(約57億7000万円)になると2月に発表していた。大幅な黒字を計上したが、職員の帰休を与えて給与を支払わないことを決定した。

英政府は一時帰休した職員を対象に賃金の80%を支払う制度を導入している。クラブはこの制度を利用し、残りの20%は負担するという。この対応にOBのキャラガーは自身のツイッターで「敬意や善意がすべて失われた。残念なクラブだ」と怒りをあらわにした。