フランス1部マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹(29)が7日、新型コロナウイルス感染拡大が深刻化する中、マルセイユの病院などに計5万ユーロ(約600万円)を寄付したことを自身の公式ツイッターで明らかにした。

「日々欧州の医療崩壊の現状をニュースなどで目の当たりにして心を痛めています。何か自分に出来る事はないかと思いマルセイユの病院をはじめコロナウイルスと最前線で戦っている医療関係各所4カ所に本当に少額だとは思いますが計5万ユーロ寄付させて頂きました。1日でも早い終息を願っております」と記した。

酒井はフランスのラ・プロヴァンス紙のインタビューで「私は(パリサンジェルマン所属のブラジル代表FW)ネイマールのようなスターではないし、十分であるかどうか分からないが、できる限りの援助になればと思います」などとコメントしていた。