FW浅野拓磨(25)が所属するセルビアのパルチザンは8日、新型コロナウイルス感染拡大による公式戦中断を受け、選手と監督らの給与を今後3カ月間、50%カットすると発表した。

クラブは同国のメディアに「6月までにリーグが再開される可能性は低く、通常のビジネスは中断されている。そのため全ての選手、コーチングスタッフ、管理職の賃金を今後3カ月、半減することを決定した」と声明を出した。

浅野は7日に自身のブログを更新しており、「セルビアは感染者が数人の時から練習がなくなってサッカーができない状況。徐々にお店もやらなくなり外出の規制もかかってます。そういう環境でも今では感染者が1000人以上まで増えました」とセルビアの状況を説明。日本に向けても「1人1人の意識で少しでも良い環境にしていきましょう」と不要不急の外出自粛を呼びかけている。

今季からパルチザンに加入した浅野は、主力として公式戦通算31試合に出場し6得点4アシストをマーク。チームはリーグ戦26試合を消化し、2位につけている。