南野は「多様性が最大の資産」と地元メディアが期待

イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するFW南野拓実(25)がアタッカーとしての「多様性の高さ」を23日、地元専門メディア「リバプール・コム」に報じられた。

「リバプールの謎めいた才能は可能性に満ちている」との見出しで、再開後のチームにとって重要な存在になるだろうと評された。

プレミアリーグのデビュー戦となった1月23日のウルバーハンプトン戦のプレーについて分析。負傷したFWマネに代わって前半33分から途中出場した際、3~4つの異なるポジションを担ったことを挙げ「自分の道を見つけることに苦労し、当然のことながら他メンバーと同期していなかった」としつつも「非常に多様性があり、FWポジションならほぼどこでも、または攻撃的MFとして機能することができる」と高く評価した。

前所属のオーストリア1部ザルツブルクとは戦術的な違いもあることも考慮に入れ「クロップ監督のもとで練習する時間が長くなればなるほど、南野は特定の役割ついて理解するでしょう」と力説。マネ、フィルミノ、サラーとFW陣の選手層の厚さを踏まえながらも「今は信頼できる4人目のアタッカーになるためのチャンスがある」と予測した。

新型コロナウイルスの影響で、3月中旬からプレミアリーグは中断中。リバプール加入から数カ月で、新たな環境でロックダウン(都市封鎖)を経験し、チームメートと会うこともできず、食料購入や運動のためだけに出掛ける過酷な環境に「南野にとってこれ以上に難しいことはなかったでしょう」とも伝えた。

リバプールは今月20日からチーム練習を再開し、小グループでのトレーニングが行われている。6月中旬以降にリーグ再開の動きもある。同メディアは「南野拓実の多様性が彼の最大の資産の1つ。それがリバプールでもっとも大きい挑戦の源になるだろう」と期待を寄せていた。