元ブラジル代表FWロナウド氏が「メッシがナンバーワン選手」と語った。

同氏は5月31日、お気に入りの5選手をスペイン紙アスのインタビューで明かした。しかし、その中にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)は含まれなかった。

ロナウド氏はインタビューに応じ「もちろんメッシがナンバーワンだよ。彼は我々が似たような選手を再び見るのに20~30年はかかるタレントだ」とバルセロナのアルゼンチン代表FWが世界最高の選手であることを強調した。

さらに「私はサラー(リバプール)、アザール(レアル・マドリード)、ネイマール(パリ・サンジェルマン)も好きだ。そしてもちろんエムバペ(パリ・サンジェルマン)のプレーを見るのも大好きだよ」と続けた。

エムバペについては「私に似ていると多くの人たちが言っている。彼はスピードが非常に速く、高い決定力を備え、動きが良く、両足のキック力に優れ、信じ難いほどストライドが大きい。私たちは似たような要素を備えているが、私は特に世代の違う選手たちと比較されるのは全く好きではない。なぜなら状況が異なるからね」と見解を述べた。

ロナウド氏は現役時代、バルセロナやレアル・マドリードなどで活躍。ブラジル代表では02年ワールドカップ(W杯)日韓大会で母国を優勝に導き、得点王に輝いている。

(高橋智行通信員)