スペイン1部バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(32)は、すべてが新型コロナウイルス以前と同じ状況に戻ることはないと憂いた。13日に日本代表FW久保建英が所属するマジョルカ戦での今季再開を控え、先月上旬からチーム練習に合流している。5月31日にスペイン紙エル・パイスの報じたインタビューで、メッシは「決してサッカーが同じになることはないだろう。しかしサッカーだけではない。人生も決して同じになることはないと思う。私たちのほとんど全員が今後の世界がどうなるかについて疑問が残っている」と語った。

親族や友人らをコロナウイルスで亡くした人々は多い。メッシは「ロックダウンは私たちの驚きを超え、親族や友人を失い、別れを告げることさえできなかった人々もいる。コロナウイルスが何らかの形で彼らに影響を与え、多くの人々は本当に苦労した」と事態の深刻さを心配している。

さらに「この危機には多くの不都合があったと思うが、もっとも愛する人々を失うことほど悲しいことはない。それは非常に不満を引き起こす」と多くの命の喪失を悲しんでいた。