MF久保建英らとともにマジョルカの攻撃を支えるスペイン人MFダニ・ロドリゲス(32)が6日、クラブの公式サイトで1週間後に控えたスペイン1部リーグ再開に向けて意気込みを語っていた。

「(再開後の)リーグ戦は中断期間前に見られていたものとは何の関係もないと思う。11試合のミニリーグになるので、それに向け心理的にしっかりと準備されたチームが、うまく軌道に乗ることができるだろう。現在の順位は関係ない。数日ごとに試合があるので、僕たちにはあらゆる結果をすぐに戻すチャンスがある」。

初戦のバルセロナ戦については「おかしなものになるだろうね。最初に無観客の雰囲気に適応し試合に集中したチームが、うまく戦うことができるはずだ。僕たちはみんな、SNSを通じて人々の温かさを感じている。チームも僕も目標を達成するために、最後の最後までピッチで全力を尽くすつもりだよ」と意気込みを語った。

今季5ゴールを決め、ブディミールに次ぎチームで2番目の得点者になっていることについては「バルセロナ相手にゴールを決められること、そして特に勝利するのに役立てることを願っている。僕にとって1部での今季は贈り物なので、僕たちが経験しなければいけなかったこの状況にもかかわらず、僕は大きな熱意を持って楽しみ続けているよ」と答えた。

ビセンテ・モレノ監督にとって重要な戦力のひとりであるダニ・ロドリゲスはこの後、13日にホームで行われるバルセロナ戦で今季のリーグ戦を再開し、1部残留を目指す戦いに再び身を投じることになる。(高橋智行通信員)