ブラジルの古豪ボタフォゴのMF本田圭佑(34)が、18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会後に現役引退を決意していたことを明かしている。3日放送のMBSテレビ「ミント!」(午後3時49分)で、オンラインでの独占インタビューに応じた。

本田と親交のあるプロラクロス選手の山田幸代さんがインタビュアーとして出演。以前とは違って、少し髪の毛が伸びた姿で登場した本田は「18年のW杯が終わったら、サッカーを辞めようと考えていた」と知られざる本音を漏らした。

その後、考えが変化し、20年東京五輪を意識するようになったという。

新型コロナウイルスの感染拡大により、五輪は1年延期になったが、いまだにオーバーエージ(年齢制限外)での出場を諦めていないことを強調。「自分は五輪代表メンバーに1度も選ばれていない。(延期によって)1年間アピールすることができる」と前向きに話している。

大阪・摂津市出身の本田は、珍しく、今まであまり明かしたことのないプライベートも語っている。思い出の場所を訪ねられると、「大阪の思い出は15歳の頃まで。難波とか繁華街に行った思い出はない」と言う一方で「吉本新喜劇は幼少の頃から好きで、今も寝る前に見ている」と大阪人らしい一面をのぞかせた。

「本田選手とは何者なのか?」の問いかけには、意外にも「自分のことをめちゃくちゃ普通だと思っている」と回答。普段は決して見せることのない、素顔の本田圭佑を見せている。