マジョルカが0-3で敗れた中、日本代表MF久保建英(19)は10試合連続で先発出場を果たして右サイドハーフでプレーし、随所に好プレーを見せチームの攻撃をリードした。スペイン紙も最高評価を与えている。

スペイン紙マルカはフル出場した久保について、チーム唯一となる最高の3点をつけた。この試合で他に最高点がつけられた選手はアトレティコ・マドリードのマルコス・ジョレンテのみである。

マジョルカではそのほか、マノーロ・レイナ、ポソ、フラン・ガメス、ババ、フェバス、ダニ・ロドリゲス、クチョ・エルナンデス、サストレ、サルバ・セビージャ、ラゴ・ジュニオル、アブドンの11選手が1点、セドラル、ライージョ、トライコフスキの3選手が最低の0点、チャバリアは出場時間が短く評価がつかなかった。

久保は今シーズンここまでリーグ戦31試合(先発20試合)、2016分間出場し、3得点4アシストを記録している。

マジョルカのリーグ戦通算成績は、34試合8勝5分け21敗の勝ち点29。順位は降格圏内の18位のままで、暫定ながら17位セルタとの勝ち点差は5となっている。

マジョルカは次節、リーグ戦再開後初めて中5日と十分休みを取り、9日にスペイン1部リーグ第35節で12位レバンテとホームで対戦する。残り4節となる中、1部残留に向けて絶対に勝たなければいけない一線となる。アウェーで行われた前半戦は1-2で敗れていた。(高橋智行通信員)