日本代表FW大迫勇也(30)が所属するブレーメン(1部16位)は、ハイデンハイム(2部3位)と敵地で対戦。ラストワンプレーでPKを許して2-2と同点に追い付かれたが、アウェーゴール差で1部残留を決めた。

第1戦をスコアレスドローで終えたブレーメンは、敗れれば40年ぶりの降格というプレッシャーのかかる一戦。この試合のため特別に用意されたユニホームで挑み、前半3分に相手DFのオウンゴールで幸先よく先制した。

大迫は第1戦に続き先発出場。後半23分に退いた。そのまま時は進み、ブレーメンが逃げ切るかと思われた後半40分、ハイデンハイムに同点弾を許した。

このままでも残留が決まるブレーメンだったが、後半ロスタイムにMFアウグスティンソンが追加点を決めて、再び勝ち越しに成功した。いよいよ試合終了かと思われたが、ブレーメンはラストプレーでPKを献上。これを決められて再び同点とされ、試合はそこで終了した。2戦合計スコアは2-2となったが、アウェーゴールの差で上回ったブレーメンが残留を決めた。

今季苦戦していたブレーメンだったが、6月27日のリーグ戦最終節でケルンに6-1と大勝し、土壇場で降格圏を脱出。ハイデンハイムとの入れ替え戦に回った。ホームでの第1戦はスコアレスドローだったため、この試合で勝利もしくは得点して引き分ければ、残留が決まる状況だった。