米MLSは公式戦再開2日前となる6日、FCダラスを除外すると発表した。本拠地のテキサス州は新型コロナウイルス感染が拡大した州の1つで、FCダラスでは10人の選手、テクニカルスタッフ1人が検査で陽性反応を示している。チームは会場のあるフロリダ州オーランドに移動しており、感染した選手、スタッフたちは隔離されている。MLSのドンガーバー・コミッショナーは「検査で陽性反応を示した選手数を考慮してFCダラスがMLSから撤退することを決定した」と説明した。1チームの撤退がシーズンの残り試合にどのように影響するかは不明だ。

MLSは8日からオーランドを拠点とする「MLS IS BACKトーナメント」から今季再開。出場するFCダラスも6月27日にフロリダ州に移動し、トレーニング。第1日の8日にバンクーバーと対戦する予定だった。一方のバンクーバーも直前にフロリダ州に入る予定だったが、チーム内に2人が検査で陽性反応を示し、到着できていなかった。