スペイン2部リーグのカディスが来季、1部リーグに復帰することが決定したとスペイン各紙が12日に報じている。

最後に1部リーグに所属したのは2005-06シーズンのことで、15シーズンぶりに1部でプレーすることになる。

第40節終了時点の勝ち点は69。12日に香川真司所属の3位サラゴサ(勝ち点62)がオビエドにホームで敗れ、残り2節で勝ち点差が7になったため、1部リーグ自動昇格の2位以内が確定した。

カディスは2006-07年より2部と3部を行き来し、2010-11年からの6シーズンを3部で苦しんだ。そして2016-17年に2部へ戻ると、4シーズン目の今季、1部返り咲きを決めた。

1部リーグ自動昇格の残り1枠は、岡崎慎司がチーム得点王になっている勝ち点64の2位ウエスカ(40試合)、同62の3位サラゴサ(40試合)、同60の4位アルメリア(39試合)、同60の5位ジローナ(40試合)の4チームで争うことになる。

また最終的に3~6位の4チームはレギュラーシーズン終了後、1部行きの最後1枚の切符をかけて1部リーグ昇格プレーオフを戦うことになる。

(高橋智行通信員)