スペイン1部リーグで12日、MF久保建英が所属するマジョルカはアウェーのセビリア戦に0-2で敗れて19位に後退した。残り2試合。残留争いで厳しい状況に追い込まれた。

次節は16日に10位のグラナダと対戦。クラブのスペイン1部リーグ史上最高勝ち点を獲得し、欧州リーグ出場が射程圏に入る非常に厳しい相手だ。

マジョルカが来季も1部リーグでプレーし続けるためには残り2試合に連勝し、残留争いのライバルがつまずくのを待つ必要がある。

MF乾貴士のエイバルは降格が決定している最下位エスパニョールに勝利して勝ち点を39に伸ばし、マジョルカが敗れたため1部残留が決定している。

「残り2つの残留枠」を、勝ち点36で16位のセルタ(36試合)、勝ち点35で17位のアラベス(35試合)、勝ち点32で18位のレガネス(36試合)、勝ち点32で19位のマジョルカ(36試合)で争うことになる。

マジョルカは直接対決2試合の結果により、最終的に勝ち点でセルタと並んだ場合、順位が上になる一方、勝ち点でアラベス、レガネスと並んだ場合は順位が下になる。

(高橋智行通信員)