レアル・マドリード所属FWマリアーノ・ディアス(26)が27日、クラブが実施した新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことを、Rマドリードが公式サイトで28日に伝えている。

チームはリーグ戦優勝後、1週間のオフを経て、28日より来月7日にアウェーで行われるチャンピオズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦に向けた練習を開始した。だがスペイン紙マルカによると、陽性反応を示したマリアーノは衛生プロトコルに従い練習に参加せず、自宅隔離となっているため、他の選手との接触はないとのことである。

クラブは5月半ばのチーム活動再開後、皆がずっと自宅待機になっており、感染のリスクが低かったため、ずっと練習場で新型コロナウイルス検査を実施してきた。

しかしリーグ戦終了後、ラ・リーガ(スペインリーグ)の衛生プロトコル外になったため、クラブは陽性反応が出た場合、誰とも接触せずにすぐに隔離できることを考慮し、各選手の自宅で新型コロナウイルス検査を実施することを決定していた。

また、スペイン紙アスによると、マリアーノはこの後、24時間間隔で行う新型コロナウイルス検査で、2回連続で陰性反応を示すまで自宅隔離が続くことになり、マンチェスター・シティ戦の欠場が決定的となっている。(高橋智行通信員)