ユベントス所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)がパリ・サンジェルマンへの移籍を考えていると、スペイン紙マルカ電子版が4日に報じている。

同紙はフランス誌フランス・フットボールの情報をもとに、ロナウドがパリ・サンジェルマンでのプレーを前向きに捉えている可能性があることを伝えている。その理由として、ロナウドがここ数カ月間、環境の変化を求め続けていることを挙げている。

ロナウドはレアル・マドリードを去ったことでも分かるように、常に新たな挑戦を求めている選手であり、フランス代表FWエムバペやブラジル代表FWネイマールと一緒にプレーし、パリで生活することに魅了されているとのことだ。

フランス・フットボール誌は現在のユベントスでのロナウドに状況について、「クリスティアーノは満足していないわけではないが、満足しているわけでもない」と伝えており、「ロックダウン前、ユベントスを退団する可能性が非常に高かった」とロナウドが今夏、真剣に移籍を考えていたことを明かしている。しかし現時点でパリ・サンジェルマンはロナウドとの契約を考えてはいないとのことだ。(高橋智行通信員)