欧州チャンピオンズリーグ(CL)は新型コロナウイルスの影響による中断を経て再開し、決勝トーナメント1回戦第2戦の4試合が7、8日(日本時間8、9日)に行われる。

2季ぶりの優勝を狙うレアル・マドリードは敵地でマンチェスター・シティーと対戦。第1戦の1-2から巻き返しを狙うが、主将で守備の要のDFセルヒオラモスを出場停止で欠く。優勝した国内リーグでは再開後10勝1分けと負けなしで、ここを突破すれば最多14度目の優勝も現実味を帯びる。一方のマンチェスターCはFWアグエロが負傷。それでも再開後にFWスターリングが12試合10ゴールを大爆発し、MFデブルイネも6得点4アシストと絶好調だ。

セリエAを制したユベントスは第1戦に0-1で惜敗したリヨンをホームに迎える。過密日程の影響からリーグ優勝決定後の終盤戦は2連敗。チームは心身ともに疲弊しており、逆転にはエースFWロナウドの奮起が欠かせない。

国内タイトルとの3冠を狙うバイエルン・ミュンヘンはホームでチェルシーと対戦。初戦を3-0で制し、圧倒的優位に立つ。国内リーグで自己最多34ゴールを記録したFWレバンドフスキは今大会も既に11ゴール。フリック監督の下、公式戦通算29勝1分け2敗と驚異的な成績を残している。

バルセロナは第1戦に1-1で引き分けたナポリとホームで顔を合わせる。国内リーグ再開後にRマドリードに逆転されて優勝を逃したが、ここで挽回を期す。

準々決勝以降は一発勝負となり、12日からリスボンで集中開催される。8強入りを決めているのは4チームで、ライプチヒがアトレティコ・マドリード、アタランタがパリ・サンジェルマンに挑む。