新型コロナウイルスの影響による中断から約5カ月ぶりに再開し、マンチェスター・シティー(イングランド)とリヨン(フランス)が8強進出を決めた。

マンCはホームでレアル・マドリード(スペイン)を2-1で下し、2戦合計4-2で退けた。リヨンは敵地でユベントス(イタリア)に1-2で敗れて合計2-2も、アウェーゴールの差でベスト8進出。準々決勝以降は一発勝負で、リスボンで集中開催される。

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マンチェスターCは前線からのプレスが難敵撃破につながった。前半9分と後半23分の得点は、いずれも相手DFバランの不用意なバックパスをFWガブリエルジェズスがさらったのが起点。相手のミスとはいえ、確実にゴールにつなげる得点力が光る。今季プレミアリーグ最多の102得点を誇る攻撃陣の面目躍如だ。3季連続8強入りも、4強が過去最高位。待望の初制覇に向けて「レアルに勝ったのは自信につながる」とグアルディオラ監督は満足げだった。