セリエAの強豪ユベントスは8日、電撃的に、クラブOBで元イタリア代表のMFアンドレア・ピルロ氏(41)が新監督に就任すると発表した。

現役時代に中盤の司令塔として活躍した名手。イタリアの06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝にも貢献した。

ACミランでも活躍し、米MLSのニューヨーク・シティーでのプレー後、17年に現役引退していた。

7月にはユベントスのU-23(23歳以下)チームの監督就任が発表されていたが、トップチームに“昇格”した。トップチームの指揮は初めてで、指導者としての経験は、ほとんどない。

C・ロナウドも在籍するユベントスは今季、セリエA9連覇を成し遂げたが、再開された欧州チャンピオンズリーグで、決勝トーナメント1回戦で敗退。就任1年目だったサッリ監督を、その欧州CLでの敗退翌日に解任、そしてピルロ新監督発表という、流れとなった。