スペイン1部レアル・マドリードは欧州チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・シティー戦に敗れ、今季を終えた。今季の同クラブについてスペイン紙マルカがさまざまなアンケートを実施。11万5000人以上が参加した結果を9日の紙面で伝えている。

リーグ戦とスペイン・スーパー杯に優勝した今季のチーム成績について、ファンは4段階中、下から2番目というやや厳しい評価をつけた。1億ユーロ(約125億円)で今季加入もけがに苦しんだMFエデン・アザールのパフォーマンスに対し、物足りなさを感じていることを示す結果となった。

また25選手の評価(優、良、可、不可の4段階)を見てみると、優の割合が最も高かったのはクルトワ(48%)、セルヒオラモス(58%)、ベンゼマ(71%)の3選手だった。

一方、最低となる不可の割合が最も高かったのは、ナチョ(47%)、ハメス・ロドリゲス(87%)、アザール(81%)、ギャレス・ベール(91%)、ルーカス・バスケス(49%)、ヨヴィッチ(88%)、ブラヒム(48%)、マリアーノ(51%)の8選手。

その他、メンディ(53%)、クロース(52%)カゼミーロ(49%)、バルベルデ(51%)、ビニシウス(51%)、ロドリゴ(52%)が良、アレオラ(60%)、カルバハル(43%)、ミリトン(57%)、ヴァラン(38%)、マルセロ(50%)、イスコ(50%)、アセンシオ(52%)が可のパーセンテージが最も高かった。またモドリッチは良と可が42%で並んでいる。

ジダン監督については可という評価が最も多く45%だった。優が6%、良が33%、不可が16%となっている。

◆レアル・マドリードの今季の評価

優=2%

良=35%

可=51%

不可=12%

◆アザールとビニシウスのどちらを起用すべきか

アザール=17%

ビニシウス=83%

◆今季獲得した中で最もパフォーマンスが良かった選手 メンディ=73%

ミリトン=2%

アザール=2%

ロドリゴ=19%

ヨヴィッチ=4%

◆今季獲得した中で最も失望した選手

メンディ=2%

ミリトン=2%

アザール=61%

ロドリゴ=1%

ヨヴィッチ=34%

◆来季補強すべきポジション

GK=4%

DF=18%

MF=19%

FW=59%

◆来季のメンバーに加えたい選手

モドリッチ=20%

ウーデゴール=32%

両選手=48%

◆ベンゼマの控えにすべき選手

ヨヴィッチ=19%

マリアーノ=19%

両選手=6%

両選手とも放出=56%

◆ベールが来季、Rマドリードでプレーし続けるべきか

はい=12%

いいえ=88%

◆ジダン監督のベールへの対応は良かったか

はい=46%

いいえ=54%

◆ジダン監督は来季続投すべきか

はい=74%

いいえ=26%

(高橋智行通信員)