ブラジルの古豪ボタフォゴのMF本田圭佑(34)が、ブラジルの父の日の9日、インスタグラムに動画を投稿し「ブラジルでのチャリティーイベントをスタートさせる」と発表した。

「ここブラジルで、多くの人たちが苦しんでいる中、何かができないか、ずっと考えていた。自分は、ただのサッカー選手であり、多くのことはできない。それはよく分かっているが、少しずつではあるが、寄付をしていきたい。多額ではないが、少しでもあなた方、あなた方のプロジェクトの助けになればと思う」と語り掛けた。

寄付額は、1日1人に500レアル(約1万円)。期間は今年末まで。

「人種、性別、国籍、応援するチームは問わない」とあり、ボタフォゴのサポーターでなくとも問題ないという。

受け取ることができるのは、本田のインスタグラム公式アカウントのブラジルでのフォロワーで、かつ「得たお金で、何をするか」、このプランをインスタグラムのダイレクトメッセージで送信する必要がある。

寄付を受け取ることのできる人物を、そのメッセージの内容から、本田が選ぶようだ。

教育や成長、連帯といったテーマを重要視するという。