ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)が8日に行われた欧州ネーションズリーグのスウェーデン戦で2得点を記録し、欧州の代表チームでプレーする選手として初めて通算100得点の大台に突破したことを、同日にスペイン紙マルカ電子版が伝えた。

ロナウドは18歳だった03年8月20日の親善試合カザフスタン戦で代表デビュー。代表初得点は19歳だった04年6月12日、母国ポルトガルで開催された欧州選手権ギリシャ戦で、大記録に向けた最初の1歩を踏み出していた。

ロナウドのポルトガル代表の通算成績は165試合出場101得点40アシスト。得点の内訳は右足55得点、左足22得点、ヘディング24得点となっている。またPKで11得点、FKで10得点を記録し、これまでに1試合4得点が2回、ハットトリックが9回、2得点が15回あった。16年欧州選手権と19年欧州ネーションズリーグでは優勝している。

欧州の代表選手初の100得点の大台を突破したロナウドの上には、109得点で代表選手最多得点記録を保持するアリ・ダエイ(イラン)がいるのみである。(高橋智行通信員)