電撃的に現役復帰し、わずか29分間で負傷交代した元オランダ代表のスターでフローニンゲン所属のFWアリエン・ロッベン(36)が早期復帰に強い意欲をみせた。13日のオランダリーグ開幕戦となるPSV戦で太ももから鼠径(そけい)部を痛め、自ら途中交代を申し出ていた。

14日のオランダ紙デ・フォルクスクラントのインタビューで、ロッベンは「私が考えることができる最悪のシナリオだった。それが起こったが、私ができることは何もない。しかし、今は隅に隠れている時ではなく、むしろ前向きな姿勢で立ち戻る時」と、すぐに試合復帰する姿勢を示した。

18-19年シーズン限りで現役引退したロッベンだが、電撃的にカムバック。新型コロナウイルスの影響で経営難に陥っていたフローニンゲンだが、新スポンサーとの契約やシーズンチケットの売り上げ増で大きな恩恵を得ていた。