ビリャレアルでプレーするMF久保建英(19)が第2節エイバル戦で、開幕戦に続き途中出場し、2-1でチームの今季初勝利に貢献した。エイバルのMF乾貴士はフル出場し、FW武藤嘉紀は控え入りも出場はなかった。

先制点はエイバル。後半5分、中央付近でのMF乾のパスが起点となったスルーパスに抜け出したキケ・ガルシアがGKをかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。

18分にビリャレアルが追いつく。左クロスが流れたところを拾ったFWチュクウェゼがFWジェラール・モレノへ折り返し、受けたモレノが身体を反転させて右足でゴール左隅を射抜いた。

27分にビリャレアルが逆転。中盤からスルーパスを受けたFWアルカセルがGKと1対1になり、体勢を崩しながらも左足でゴール。1度はオフサイドの判定となったが、ビデオ・アシスタント・レフェリーによって得点が認められた。

久保は39分すぎからチュクウェゼにかわり、トップ下で出場した。44分には左サイドでDF1人を交わしてペナルティーエリア内に入り、グラウンダーのパスをゴール前に供給もわずかに味方に合わなかった。ロスタイム5分にはバイタルエリアでフリーで受け得点チャンスも、左足でのシュートはDFに当たって力なくGKにキャッチされた。

試合はこのまま終了し、ビリャレアルが勝ち点3を手にした。