ビリャレアルでプレーするMF久保建英(19)は第2節エイバル戦で、開幕戦に続いて途中出場し2-1で今季初勝利を挙げた。エイバルのMF乾貴士はフル出場し、日本人対決が実現した。エイバルに入団からわずか3日で招集メンバーに入ったFW武藤嘉紀はベンチ入りも出場はなかった。

久保は後半5分にウオーミングアップを開始し、40分にチュクウェゼと交代でピッチに入った。44分、右サイドからDFをかわしゴール前へグラウンダーのクロスを送るも、味方にはわずかに合わなかった。ロスタイム5分にはカウンターで左サイドのジェラール・モレノからのパスを受け、DFと相対しながらシュート打つも決めることができなかった。

乾は開幕戦同様、4-4-2の左サイドハーフでフル出場。キックオフから前線で激しいプレスをかけ、カウンターのチャンスを狙った。

21分、GKからのロングパスをハーフラインで待ち構え、巧みなトラップで前へ。DFをかわしてペナルティーエリアに侵入し、GKとの1対1を迎えるも、シュートを防がれた。

後半5分には先制点に絡んだ。中盤でエスポシトに出したところから前線にスルーパスが送られ、裏に抜けたキケ・ガルシアがGKかわし決めた。

続く7分、23分とシュートを打つが枠を捉えられなかった。試合を通し、チームトップの4本のシュートを放った。(高橋智行通信員)