昨季覇者リバプール所属のFW南野拓実(25)が途中出場ながら今季リーグ戦初出場を果たした。

リーズとの開幕戦に続いてベンチスタートとなったものの、後半40分にFWフィルミノと交代で20-21年シーズンのピッチに立った。約5分間のプレーで、得点に絡むことはなかった。チームにウルバーハンプトンから23歳のポルトガル代表FWジョタが新加入。FWのレギュラー争いは熾烈(しれつ)になってきそうだ。

試合は前半ロスタイム、リバプールFWマネがゴール前への効果的な突破をみせて相手DFクリステンセンのファウルを受け、レッドカードを誘発。数的優位な状況となった後半開始時、欧州チャンピオンズリーグ覇者バイエルン・ミュンヘンから移籍したスペイン代表MFティアゴ・アルカンタラが途中出場すると、同5分、FWサラーとのワンツーで抜け出したFWフィルミノの右クロスをFWマネがヘッドで先制ゴール。同8分には相手GKのパスミスを突いてマネがボールを奪い、右足シュートで追加点を挙げた。また後半27分には守護神GKアリソンがチェルシーMFジョルジーニョのPKを止めるファインセーブもあった。

大型補強した強豪チェルシーとのアウェー戦を制したリバプールが3年連続開幕2連勝を飾った。