DF吉田麻也(32)が所属するサンプドリアはホーム開幕戦で痛い逆転負けを喫した。吉田は2戦連続のベンチスタートとなり、出場機会はなかった。

試合は今季昇格組となる元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギ監督率いるべネベントに対し、前半8分にFWクアリアレッラが先制、同18分にはDFコリーが追加点を奪取。先に2ゴールを奪って試合を優位に進めたが、2-1で折り返した後半に連続失点して敗れた。2点目を決めたコリーは「今季初得点はうれしい。昨日は妻の誕生日で特別な日だった。でも負けてがっかり。後半は集中力を失い、相手が良い攻撃をした」と悔しがった。

就任2季目を迎えたクラウディオ・ラニエリ監督は「ベネベントが勝利に値するサッカーをした。私たちがやらなければならなかったサッカーができなかった。(先に2得点し)熱狂しすぎて冷静ではなかった」と両肩を落とした。